尿蛋白・尿潜血を指摘された方へ
■私達からのアドバイス
蛋白尿や血尿は、腎臓病もしくは泌尿器疾患があることを意味しています。
- 腎臓病として最も多いのは慢性腎炎です。これ以外にも高血圧症や肥満に伴う腎硬化症、数ヶ月で腎不全に至る急速進行性腎炎などの病気もあります。これらの病気で困ることは自覚症状がないまま徐々に腎臓が弱り気付いた時は透析が必要な尿毒症となっていることがあることです。
- 腎臓・膀胱などに癌が発生した場合には血尿が最初の所見となることがあります。
- 良性家族性血尿、特発性腎出血、起立性蛋白尿などの場合には尿所見に異常があっても、心配のない病態です。
以上の如く、尿に異常が認められた場合は放置しておいても心配のない病気なのか、放置しておくと取り返しのつかない状態になってしまう病気なのかを早めに診断する必要があります。諸外国に比べ日本では健診制度が普及しており、腎疾患の早期発見は可能となってはいますが、せっかくの早期発見も有効な治療を施行しなければ意味を成しません。専門医を受診することをお勧めする次第です。
