仙台社会保険病院


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腎センター内科のご案内

図1:腎センターイメージ図千里の道も一歩から。
私達、仙台社会保険病院腎臓疾患臨床研究センターメンバーは、すべての腎臓疾患の患者さんのため、情熱とセンスのある医療を提供できるよう日夜努力しています。



腎臓疾患臨床研究センターの基本理念

〜「森を見る」医療の実践〜

現代医療は「木を見て森を見ず」と比喩されるように、患者様の一臓器にのみ焦点が当てられ、病気の本質に対する総合的なアプローチが不十分であることも少なくありません。例えば IgA腎症をはじめとする慢性免疫病である腎炎の場合、炎症を薬剤で押さえ込むだけでは、一旦、尿の異常が改善しても、薬剤の減量・中止後にはしばしば再燃が生じ、結果としてモグラたたきのような治療を長期にわたり繰り返すことになります。


慢性免疫病の多くは基礎に病巣感染が存在し扁桃炎、鼻咽腔炎、歯周病などの病巣感染の治療を腎炎の治療と平行して行わない限り腎炎の根本的治療にはつながりません。そのためには耳鼻科、歯科領域に渡る広範な視点、さらには病巣感染をもたらした生活習慣を把握し問題点を是正することが必要です。


腎疾患治療においては今後、医学の進歩に伴い、いかなる医療の技術革新が生じても、一つの薬、あるいは一つの医療技術が腎疾患の問題を解決する日は来ないであろうと思われます。近年、増加傾向にある糖尿病性腎症などの腎疾患、慢性維持透析患者様の診療においても患者様の病態を俯瞰し総合的な視点に立った医療の実践が重要です。


当センターは腎臓病患者様を集中的に診療することにより臨床腎臓病学の進歩に貢献しようという目的で設立されました。私たちは「森を見る」視点に立った医療の実践により、患者様個々の病態に応じ、可能であれば「根治・寛解」を得ることにより、疾患による悩みや苦しみから患者様を解放することを最大の目標としています。しかし、残念ながらその目標の達成がすでに困難な場合は「腎症の進行を可能な限り遅らせる」ための総合的な医療を行い、また維持透析患者様には長期的なQOLが少しでも高くなるような医療を行い、全ての腎臓病患者様に対し、最良の医療を提供するよう尽力いたします。


仙台社会保険病院 腎臓疾患臨床研究センター
センター長 堀田修

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