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当院の特徴は腎センター、血管外科があることで、糖尿病や高血圧の患者様も非常に重症の方が多く腎不全は末期で手にはシャントが作成され、さらにASOや腹部大動脈瘤AAAも合併し両下肢の血管病変もかなり高度ということも珍しくありません。また、ファブリー病や炎症性腹部大動脈瘤IAAA、ANCA陽性血管炎などこの病院に来て初めて診た病気も少なくありません。
過去の喫煙暦まで含めると喫煙率はきわめて高く、肺機能を調べれば次から次へとCOPDが見つかります。
また一方で健診センターがあることから、まだ診断のついていない心電図異常なども多数見つかります。
複雑な病態を背景とした当院の多くの患者様にはガイドラインが単純に当てはまりません。β-ブロッカーのように慢性心不全にはよくても、COPDには良くないという場合も多いです。
結局は基本に帰って、呼吸循環を中心として全身の病態を考えていくこと、そして診断に至るプロセスを大事にし、EBMに基づく治療を心がけることが最善と考えています。
しかしながら現在のところ循環器は私一人だけでありますので力不足は否めません。仙台市内の病院や大学の循環器には、虚血性心疾患、心筋症、肺血管疾患、不整脈等々それぞれにスペシャリストがいますので必要に応じて病病連携で対応したいと考えております。