★後期研修医(医師免許取得4年目・男性)初期研修を終え後期研修として腎センターにやってきて、2年目になりました。昨年1年間を振り返ってみると、忙しいけれども充実した毎日でした。慢性糸球体腎炎や急速進行性糸球体腎炎(ANCA関連血管炎・抗GBM抗体症候群など)、ネフローゼ症候群などの原発性糸球体疾患はもとより、急性腎不全、薬剤性やサルコイドーシスなどによる尿細管間質性腎炎やSLE・RA・強皮症・Sjogren症候群・クリオグロブリン血症・大動脈炎症候群などの膠原病関連に伴う腎障害や多発性骨髄腫・悪性リンパ腫などの血液疾患、電解質異常や一般的な慢性腎不全の保存期から導入期にかけての治療、透析期の患者さんの合併症など、一年間で自分が経験した症例を挙げ始めたらきりがありません。
とにかく腎障害と名がつけばいくらでも当科に紹介されてきます。もちろん指導していただける先生たちにも恵まれ、各研修医個人の力量とガッツに合わせて症例を割り振ってくれているので、とても充実した日々を過せることは確実だと思います。毎週総回診が1回、他の先生方の症例が勉強できるのも魅力の1つです。腎臓は全身の鏡であり、ありとあらゆる領域に渡って知識が必要です。仕事も多く勉強することも山程あって大変な毎日ですが、とてもすばらしい先生方に囲まれて幸せです。ガッツがあって興味のある方は、一度見学に来られてはいかがですか。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
仙台社会保険病院で4年間研修させて頂きました。同院の特色は何といっても腎不全患者が多いことです。合併症を持っていない患者はごく一部で、多くの合併症を持っている症例の周術期の管理は非常に難しく勉強になりました。特殊な病院と思われがちですが、プライマリ・ケアを身につけるには充分すぎるほどの症例を経験できます。手術症例もそけいヘルニアや虫垂炎から胃がん、大腸がん、鏡視下手術、さらにY型人工血管置換術や腎移植レシピエントの術者も研修中に経験させて頂きました。現在は当直等で様々な地方の病院に行っておりますが、当院で研修したことが非常に役に立っております。
病院の規模も大きすぎず小さすぎず、医局の雰囲気もよいので是非見学に行ってみて下さい。私も時間が空いていればOBとして夜の部から参加したいと思います。
当院の特徴を簡単に言うと、腎不全の患者さんがとても多いことだと思います。腎不全の患者さんにただ漠然と輸液や薬の処方をしていると、病気を悪化させてしまう可能性があります。そのような患者さんの全身管理、治療を学ぶことは、将来の専攻を問わず非常に勉強になると思います。
当院は研修医の数が少ない分、一人でも数多くの症例、手技を経験できます。その分責任も大きく大変ですが、困ったときは上級医がしっかりサポートしてくれます。
しかし、文章だけでは全てを伝えられないので、まずは1度見学にいらしてみて下さい。お待ちしています。
私は研修病院を決める際に人数の少ないところ、先生だけでなく看護師さんの優しいところを探しました。研修医数が少ないため先生方にはたくさん可愛がって頂いています。大学時代は怖かった看護師さんも、当院では研修医を育て慣れているので色々教えて頂き、助けて頂いています。
また、当院の特長である腎センターには、腎機能異常のある消化器、呼吸器等の患者さんも多く、内科が細分化されていない点が勉強になると思います。
内科、外科、麻酔科など実際にいろんな手技もさせてもらえます。透析患者は年々増えていますので、管理の難しい透析患者さんと接することで、腎機能異常のない患者さんの診療も深まると思います。何より、楽しい尊敬できる先生方がたくさんいらっしゃいます。最初の2年間にどんな先生と出会えるかも重要だと思います。是非見学にいらして下さい。
この仙台社会保険病院で研修することに決めた理由は、「勉強できる環境である」、「研修医が多くなく、機会に恵まれている」、「オンオフの切り替えがしっかりしている」の3点が揃っていたことでした。
学生時代は、早いうちから東北地方を中心に多くの病院を回ってきて、「病院を見る目」にそれなりに自信がついた頃に実習させていただいたのがこの病院でした。
実習する前は「腎臓ばかりに偏った病院」というイメージしかありませんでしたが、実際に現場を見ると「腎臓病という全身病をベースにもった患者さんを中心とした総合医療の病院」という強烈な印象を抱きました。
もちろん古くから腎臓病を扱っているので、「透析にならないため・導入を遅らせるための医療」、「スムーズに透析導入し、最善の管理をしていく医療」、「透析から離脱するための腎移植」といった腎臓をトータルに扱うのはもちろん、「腎臓にリスクを持った患者さんの全てに携わる医療」を見られる病院であり、それが研修医にとっては特に重要なことだと思います。尿が出ず、入れられる水分が限られた中で必要な栄養と薬剤を投与していくことがどれほど難しいかは、やはり実際に透析患者さんの管理をしないことには学ぶことは出来ません。
実習に来た際に、先輩研修医の先生から「腎不全の患者さんの全身管理ができれば、どんな患者さんだって診られるよ」という殺し文句に当時としてはひっかかってしまったような形で研修を申し込んだ感がありましたが、今ではその言葉を自分でも胸を張って実習に来た学生さんに、さも自分の言葉のように使っています。
また、当院は研修医が各学年最大で4人と少なく、更に私が研修を始めたときには1つ上の代の研修医がいない状態でした。毎年研修医が数多くいる病院であれば、「協力し、慰めあえる仲間がいて…」とか「屋根瓦方式がしっかりしていて…」といった長所もあるかもしれませんが、自分としては「後期研修医の先生から学べるし、1つ上にいたかもしれない研修医の分まで実践経験を積める病院」と受け取ってそれこそが長所であると考えましたし、その考えは今でも間違っていなかったと思います。
そして、当院は「仕事にも、遊びにも全力投球!」そんな病院だと思います。私が実習に来た頃はちょうど年度の変わり目だったこともあり、様々な飲み会に巻き込まれ(お連れ頂き)、その度に先生方のバイタリティに驚かされ、尊敬するに至りました。多趣味な先生も多く、釣りに、山登りに、スキー・スノーボードに、温泉に…、年中至る所でイベントが勃発するのもこの病院ならではのものかと思います。
そんなこんなで、私はこの病院を研修病院に選んで正解だったと思っていますし、今後やってくる研修医の皆さんにも「この病院を選びたい」「この病院を選んでよかった」と思ってもらえるように、これまでの先輩研修医の先生方を見習って実習の学生さんとは接していきたいと思いますので、是非一度実習にいらしてください。